松本若菜さん主演の「托卵」をテーマにしたドラマ「わたしの宝物」見てます。
田中圭さん演じる宏樹が本当に嫌なやつなのですが、それはさておき第2回放送で気になることがありました。
松本若菜さん演じる美羽のお母さんが入院中で、看護師さんから入院費用の請求書を美羽が受け取り、高額な母の入院費用を支払いながらお腹の子を一人で育てていくのは無理だと、記入しておいた離婚届を燃やす流れです。
この渡された請求書の保険のところ、「協会本人」となってます。「夏野かずみ」は、美羽のお母さんです。

引用:FOD私の宝物第2回放送
健康保険の適用事業所で働く人の医療保険です。
美羽のお母さん長期間入院してそうだから、「国保」のような。
宏樹と同居していれば「協会(扶養)」の可能性も。
でも宏樹の会社は大きな会社っぽいので、協会けんぽではなさそう。
それとも退職して2年以内で任意継続?
そして金額。
健康保険にも国民健康保険にも高額療養費制度があって、1か月間にかかった医療費の自己負担額が一定の金額を超える場合、超えた金額が払い戻されるというものです。
私の母も入院することが時々あり、入院した月は医療費が高額になるので、こちらの制度にお世話になったことがあります。
で、この制度は本来の金額を支払って、その後、申請すると超えた分が戻ってくるのですが、限度額適用認定証っていうのをあらかじめ医療機関に出しておくと、最初から限度額までしか支払わなくてもよいというものです。払い戻しされるとは言え、一時的にでも高額の支払は負担になることもありますよね。
美羽のお母さんの請求書、限度額の適用がされていないようです。限度額は収入によって70歳以上の入院費であれば6段階に分かれていて、最も低い所得層では月15,000円です。被扶養者になっていると保険料はかからないのですが、限度額が扶養している人の収入によって上がってしまうので、自分で国保に加入した方がよいケースもあります。
最後に著作権について。今回の記事を書くにあたり、病院で手渡れた請求書の画面を引用したかったので調べたところ、文化庁が定める引用のルールは下記の通りです。
- 他人の著作物を引用する必然性がある
- 自分の著作物と引用部分が区別されている
- 引用の目的上において正当な範囲である
- 引用元の著作物との主従関係が明確
- 引用部分の改変をしていない
- 引用の出所が明示されている
(参照:https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/pdf/93736501_11.pdf)
ルールを守ってやらないとですね。
著作権は専門外なのでご相談に乗ることができないのですが、医療保険のご相談はお待ちしています。被扶養者か、国保か。それとも健康保険を任意継続するのか。収入や扶養関係、同居の有無、病院に行く頻度で変わってきます。いっしょに検討しましょう。
美羽も、もう一度考え直さないか。どうなる第3回放送。